ギブソンレスポール 本家のサウンドはいかに?

たまたま楽器屋で発見した、ギブソンレスポールの中古。

2016年モデルのレスポールトラディショナル。

ほぼ新品のような状態で、しかも安い。

ギブソンに特に憧れがあったわけではありませんが、

ふと本家のレスポールってどんなもんなんだろう?と気になりだし、購入してしまいました。

10年後に売ったとしても同じくらいで売れそうな金額だったので。

レスポール トラディショナルは価格帯としてはスタンダードと同じくらいの位置づけですが、

ウェイトリリーフ(軽量化のためのくり抜き加工)が少な目の、伝統的な手法によって作られています。

そのため、スタンダードモデルよりも重いです。

トップのメイプルはさすがにラミネートではありません。

バックはマホガニーのセンター2ピース。

恐らくアフリカンマホガニーだと思います。

仕上げは薄めのラッカーフィニッシュで、高級感があります。

で、弾いてみた感想。

ハイがかなりきつい。

いつも通りのイコライジング(ほほフラット)で、他のギターと比べてキンキンと高音が耳につきます。

材がまだ新しいせいか?ピックアップの特性か?

いずれにせよ、古き良き図太いレスポールサウンドとは程遠い気がします。

結局あまり弾く気にならず、ほぼ飾り状態だったので勿体ないので売っちゃいました。

小売店で買っておきながら、しっかり利益も出してしまうという…

(商売人ですから)

予想通りの結果でしたが、このクラス(価格帯)ですと本家よりもよっぽど国産のほうが質は高いですね。

ヒスコレ以上ともなれば話は違うのでしょうけれども。

(価格も桁違いですが。)

すぐに手放してしまったギブソンレスポールのお話でした。