ジムニー 2020年5月9日

GW中の作業状況 息子のジムニー 時期デモカー

皆様ゴールデンウィークはいかが過ごされましたでしょうか?

弊社は8日までお休み,

9日から営業再開です。

 

世間では外出できないとかなんとか騒がれていた今年の連休ですが、

私共は普段と全く変わらない連休。

人混み嫌い、渋滞嫌いの我が家は大型連休に出掛けることはほとんどありません。

 

多数のお客様にお待ち頂いている中大変恐縮ですが、

連休中は自分たちの車を集中的に作業しておりました。

 

1台は、私のJA22。

エンジンをリメイク中で、このタイミングでボディーもやりなおすことにしました。

何年か前、まだ本格的に自社で塗装を始める前に仲間内で適当に塗ってしまったため、

今の目で見るとちょっと恥ずかしい状態でしたので。

当初、休み中にオールペン完了させようかと思っていましたが、

さすがに間に合いませんでした。

もう1台は、息子のジムニー。

 

うちには今年18歳になる息子がおります。

(現在SCM見習い中)

数年前に教材用にと商品にならなそうなJA11を1台与えてありまして、

自由奔放にいじり倒して楽しんでおります。

 

幼少期より部品取り車や解体車、廃棄部品を分解し尽くしてきた彼、

JA系ジムニーの部品構成や年代による違い、互換性については誰よりも詳しいです。

 

今回の連休中の作業は主に塗装ですが、

そんな息子のジムニーのヒストリーをご紹介いたします。

 

事前にお断りしておきますが、塗装以外の全ての作業は自分自身で行っています。

 

数年前に知人業者からフルノーマル状態で買い取ったジムニー。

最初は寄せ集めパーツで定番のリフトアップクロカン仕様になりました。

(画像はどこかへいってしまいました)

 

富士山に雪が降ったある日、私の運転で雪ドリしてエンジンブロー。

それを機に師匠に教わりながらエンジンをオーバーホール。

 

その後突然、

「純正に目覚めた!」

と言いバンパーは純正に戻り、車高もノーマルになり。

 

私がDATSUN 720 用で買ってあったKMCターボⅡ 14インチをとられました。

ジムニーなのに6穴?と気付いたあなたは鋭い。

レアなJA51用6穴ハブを入手し移植したのです。

2インチダウンブロックを入れてご覧のスタイルに。

ジムニー=リフトアップという図式に慣れてしまうと、かえって新鮮で格好よく見えます。

メーターも自作。

純正メーターは意外と誤差が大きいそうで。

KMCを返してほしかったので、別のウィールを買いました。

メーカー不明の15インチメッシュタイプ。

タイヤは、転がっていたプリウス用。

ジムニーを下げようとしたことがある人ならお分かり頂けると思いますが、

実は色々と壁があり大変なことなのです。

試行錯誤の過程でナックルを上下逆に組んだところ、

究極のネガキャンスタイルに!

これはさすがにNG。

いよいよボディーを仕上げようかというところで、壁にぶちあたる。

JA11で定番のAピラー付け根の腐食が予想以上に激しく、

切り取っていくとかなりの大穴が開いてしまいました。

新品パネルは既に廃版。

鉄板を叩いて作ることも考えましたが、

何枚も鉄板が重なって溶接されている部分であり強度上の不安やサビ再発の危険性が大きい。

修復に掛かるコスト、手間、後の耐久性を考えると、サビの少ない個体にチェンジしたほうが賢明。

ちょうどボディーの程度が良いATの部品取り車があったので、箱替え ボディー載せ替えすることにしました。

工場へ移動。

箱替えは定休日を利用して1日で終わらせました。

ちなみに私は一切手を貸していません。

事務所で事務仕事してました。

またもやおかしなことを始めました。

制御系統をJA12用を装移植。

同じF6A SOHCでも、JA12はO2センサーによるフィードバックが入り多少頭が良くなっているのです。

そのためにECUからハーネス一式、インテーク周りをごっそり移植。

バキューム配管も減るので見た目もスッキリ。

まさに自己満足の世界!

エンジンルーム内をすっきりさせたいということで、ハーネスを一部延長してダッシュ内へ。

いわゆるタックドワイヤーという手法。

ホットロッドやコンパクトのカスタムではメジャーな手法ですが、

ジムニーでやっているのは見たことがありません。

再びエンジンを降ろし、ボディーの仕上げへ。

エンジンルーム内のステーなどは除去、整形します。

ちなみに降ろしたエンジンは、ちょうどお客さん用の在庫が足りなくなり使われてしまいました。

(代わりにツインカムのF6Aエンジンを買ってあげました。)

ストローク確保のため、フレームスライス。

溶接も自分でやりました。

ファイアーウォールはメタリックレッドでペイント。

積載車を塗ったときに余った塗料で。

ジムニー JA11 レストア オールペン

ボディーはR34スカイラインのベイサイドブルー。

ベースコート3回

キャンディーコート2回

クリアー3回塗りの贅沢仕様。

ジムニー JA11 レストア オールペン

ジムニー JA11 レストア オールペン

赤と青の対比が強烈。

ジムニー JA11 レストア オールペン

ジムニー JA11 レストア オールペン

フロントガラスは自分で外そうとして、割った。

塗装前にモールは除去済み。

フロントフェンダーは外した状態で内側を塗装。

ジムニー JA11 レストア オールペン

ジムニー JA11 レストア オールペン

装着してから外側を塗装。

ジムニー JA11 レストア オールペン

ジムニー JA11 レストア オールペン

ジムニー JA11 レストア オールペン

ドアも外した状態で塗りました。

ジムニー JA11 レストア オールペン

ここでタイムオーバー。

続きはまた後日。

 

 

 

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